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原点

シェフのひとり言

先日、大阪の専門学校時代の担任だった先生が、お店を訪ねて来てくださいました。

在学当時の事や、フランス留学時の話など次々と止まらない思い出話に花が咲き、あっという間に時間は過ぎてしまいましたが、卒業して30年余りが経ってもこうしていつまでも気にかけてくださり、ヒントになる言葉をくださる先生に感謝。
先生ってすごい!

改めて自分の原点を思い出し、目指すお菓子作りが明確になりました。

フランスの古き良き時代。
しっかりと焼き込まれ、風格のある、しみじみ「美味しい」と思うお菓子。
この古典伝統菓子【コンヴェルサシオン】もその一つです。

パイ生地とアーモンドクリーム、グラスロワイヤル、お菓子作りの基本となる物が材料となっていっていて、その基本だけでこんなにも素敵なケーキが出来上がるなんて!!(今回はきんかんのシロップ煮が中に入っています)

「深いなぁ、味があるなぁ…」そう言うお菓子を作りたいし、そう言う職人になりたい、そう強く思った恩師との再会でした。

先生、ありがとうございました。

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