「ブラムリー(bramley's seedling)」は、英国でクッキングアップルの王様といわれています。
種子から発芽したという意味を持つこのりんごにはステキな物語があると、数年前に増毛の農家さんが教えてくださいました。
以前にもご紹介しました、ブラムリーのお話しを短めにどうぞ。

それはロンドンから200キロほど北にあるサウスウェルという町でのお話しです。
19世紀はじめ:メアリーさんという少女が蒔いたりんごの種が偶然発芽し、実を付けるりんごの木になりました。
時は流れ・・
19世紀なかば:ブラムリーさんが購入したコテージの庭にそのりんごの木がありました。りんごの評判を聞いた苗木屋のメリーウェザーさんが商業栽培の権利を譲り受け、数年かけて商品化しました。
その後、英国王立園芸協会から表彰され、ブラムリーはどんどん普及しました。原木は強い嵐に遭いながらも、奇跡的に生き残り今でも大切に保護されています。

物語を教えてくださった仙北さんは『ブラムリーの原木に逢いたい』という強い思いで、サウスウェルを訪ね老木となっていたブラムリーの原木と対面されたそうです。
根元のクィーンの称号プレートには、偉大な50本の樹のひとつとして国家遺産と認めるとあり、手厚くケアされている様子が旅のレポートから伝わってきます。
仙北さんに教えていただいた「
原木レポートはこちらから」どうぞ。
今は増毛産「ブラムリー」で【ココ・ポンム】をお出ししています。

◎ココ・ポンム◎
これから深まる秋に向けて【りんごのパウンドケーキ】【コンフィチュール ブラムリー】【ブラムリーのマカロン】なども予定しています。

◎ブラムリーのマカロン◎(イメージ写真です)
酸味がギュッと詰まったクッキングアップルで作ったお菓子は、キリッとしまった味わいが楽しめます。
季節の味を、ぜひどうぞ。